
夜の県民性調査の結果は?
育った場所によって食の好みが違うのはある意味当然の話。では食と並ぶ人間の欲である「性」の志向はどうだろう。大手避妊具メーカー・相模ゴム工業が、「ニッポンのセックス2018年版」なる大規模調査を発表した。対象はセックス経験のある20~60代の男女1万4000人。ビッグデータから明らかになったのは、バラエティ豊かな“セックスの県民性”だった。
◆満足度1位「宮崎県」はラブホ数もトップ
全国で最も「セックス満足度」が高かったのは宮崎県だった。宮崎は「人口10万人あたりのラブホテル軒数」(全国防犯協会連合会)でも1位(14.08軒)。全国平均5.39軒の倍以上で、満足度を高める一因になっているのかもしれない。
◆「薩摩おごじょ」は夫とのセックスを大切にする?
「結婚・交際相手とのセックス回数」では、鹿児島県が1位に輝いた。『おんなの県民性』(光文社新書)の著者でマーケティングコンサルタントの矢野新一氏はこう分析する。
「鹿児島の男性を『薩摩隼人』、女性を『薩摩おごじょ』と呼びます。勇猛果敢な男性と、気丈ながらも一歩引いて尽くす女性という意味で、女性が夫を立てつつ主導権を握るという関係性が見られます」
◆ハマッ子は意外に奥手
一方、「結婚・交際相手とのセックス回数」で最下位となったのは神奈川県。「経験人数」でも43位、「結婚・交際相手以外とのセックス回数」でも45位と下位に沈んだ。
※週刊ポスト2019年3月22日号