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成人雑誌最盛期 100万部の雑誌も、1億円稼ぐ編プロも存在

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左から藤木TDC氏、安田理央氏、ラッシャーみよし氏

 コンビニエンスストア大手3社が、8月末までに成人向け雑誌の取り扱いを中止することを発表し、エロ本が風前の灯火となる中、『日本エロ本全史』(太田出版)を上梓した安田理央氏、AV監督で編集プロダクション社長のラッシャーみよし氏、AVに詳しい藤木TDC氏の3人の鼎談が実現。「僕たちが愛してやまないエロ本たち」について語り合った。まずは、一時代を築いた「英知出版」の話から……。

みよし:私はキレイな雑誌ではあまり仕事してないから(笑い)。

安田:たしかに英知出版のエロ本は、カワイイ女の子ならそれほどハードなことをしなくても売れることを証明しました。1986年創刊の『すっぴん』は10代の女の子の水着中心の雑誌で、ヌードはほとんどありません。

藤木:一方で、アイドル雑誌『BOMB!』の影響でA5サイズのエロ本が台頭します。『熱烈投稿』『投稿写真』なんかはアイドルのパンチラが載っていました。パンチラ投稿はカメラ小僧を生み出し、一大ジャンルになりました。

安田:しかも「中高生向けのエロ本」という矛盾したジャンルでしたけどね(笑い)。

藤木:アイドルブームの最中、おニャン子クラブの人気が爆発して、女子高生、ブルセラの流行へと繋がって行きます。

安田:実は僕のエロ本デビューは、その女子高生雑誌のはしりだった1989年の『台風クラブ』なんです。ヘルス店の体験記事で、その池袋の店は恐ろしいことにまだあるという(笑い)。


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