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月に1度も性的興奮がないと「死亡率2倍」のデータが存在

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興奮の頻度で死亡率が変わる

 恋愛は心だけでなく身体の健康にも寄与することがさまざまな研究データで明らかになっている。

●1か月に1度も性的な興奮がないと死亡率が2倍

 性行為のチャンスがなければ、想像するだけでもOKだ。

 1997年に英ブリティッシュメディカルジャーナルに掲載された調査では、45~59歳の男性918人を「1か月に1度も性的興奮がない」「1週間に2度以上の性的興奮がある」「その中間」の3群に分け、10年間追跡調査した。その結果、性的興奮のない群の10年後の死亡率は週2度以上の約2倍に達した。

 大阪大学人間科学研究科未来共創センター招聘教授の石蔵文彦氏が言う。

「性的興奮には直接的なセックスだけでなく、頭の中で妄想したり、AVを見て興奮することも含まれます。人は精神的に弱ると性的興奮が感じられず、免疫力も落ちて病気になりやすくなる。逆に頻繁に性的興奮がある人は精神的に良好な状態で、健康的と考えられます。高齢になってもエッチな気持ちを忘れないことは、健康長寿にとって重要なことです」

※週刊ポスト2020年4月10日号


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